2010年10月11日月曜日

名言×妄想(異邦人)

続き的な・・・
異邦人といえば,「ちょっと,振り向いてみただけの異邦人」
と思われる方もいるかも知れませんが,
アルベート・カミュの「異邦人」です。

さて,1番はーみたいにやりたいんですが,
異邦人といえば「太陽が眩しかったから」という
セルフが有名ですよね。この名言をサラリと使えるとプロです。
是非弟子にしてください。

太陽が眩しかったから・・・
これは作中の最後,なぜ殺したのかという問に対して
主人公がこう答えたのです。
意味不明ですね。ハイ。
それがいいのです。
解釈はいろいろです。
使い方もいろいろです。

私のこの言葉の理想的な使い方はですね。
高校で毎日休まず通う人がある日遅刻してやってくるのです。
先生やなんかが心配します。
先生「なんかあったの?」
生徒「あ,いえ。太陽がまぶしかったから」
こんな使い方ができたらいいですね。
この場合その皆勤賞の彼に何かがあったのです。
例えば飼っていた猫が死んでしまったとか,
他の人は知らないけど彼にとって大切なものが・・・。
みたいな。まぁ,いろいろと。
こんなクールに使えたらいいですね。
ただし,人を殺してしまったときに使っていはいけませんよ。
なんにせよ,太陽が眩しいだけで人を殺してはいけません。

この「太陽がまぶしかったから」は凄いギラギラしてて
どぎつい感じで攻撃的ですが
例えば,「空が青かったから」
といえば空が青くて綺麗で
眺めてたら遅れましたって感じで使えます。
また,「風がきもちよくて」
とかも同様に使えます。
またこの季節では,「金木犀の匂いがしたもので」
みたいにちょっとおどけた使い方ができます。
このご時世,どこもかしこもセコセコと働いているひとが多いですが,
学生のうちにふらっと寄り道して,金木犀の匂いを楽しむのもアリかなと。

学生の授業も,もう残り少ないです。(出席日数的な意味で)
休み過ぎると不可単位になってしまいますので
ほどほどにしましょう。ただし,学生のうちだけですよ。
こんなこと出来るのは。
リンドウの季節ですね。